こんにちは、私です。
1ヶ月も更新を開けてしまいました。
その間何をしていたんだとなりますが、資格試験の勉強をしておりました。
なぜ人はいつも「もっと前からやっていれば……!」を繰り返すのでしょうね(汗)
切羽詰まって時間が足りない状態に陥っていました。
そこで、今回は自分とその資格試験を実験台にして一つの勉強方法を試してみました。
この勉強方法の効果の有無は、その資格試験の合格発表と共にわかることでしょう。
2014/8/1追記
無事にその資格試験に合格いたしました。
効果有った!と言ったところです(笑)
15分集中勉強法
夜は時間がない。
明日も会社があるから早く寝ないといけない。
だからまとまった時間は取れない。
よって勉強ができない。
まとまった時間が取れないから勉強ができない、という話はよく聞きます。
さて。
15分の勉強時間もないでしょうか?
たぶん15分だったら時間があるのではないですか?
15分で何が覚えられるのかと?
ゼロよりも絶対マシです。
今回私が使った方法がこれでした。15分勉強法。
15分のタイマーをセットして、15分間呼吸も忘れる程に一心不乱に打ち込みます。
時間を超短時間に設定し「この瞬間だけだ!」と打ち込むことによって、心理学で言う「フロー状態」というものを発生させます。
みなさんも、気がついたら時間が飛んでいた、その間に作業が面白いほど進んでいた、なんてことがあるのではないでしょうか?
そういった超集中状態がフロー状態です。ゾーンとも呼ばれています。
この状態の時、脳は最小の力で最大の効率を発揮している状態になっています。
勉強効率というものは集中力に依存します。
ですのでこのフロー状態で勉強した15分は、ダラダラとお菓子を食べながら本を見つめた1時間の勉強よりも俄然良いです。
それに夜寝る前に勉強するのもひとつの効果。
夜眠るときに記憶が整理されることは聞いたことがある人も多いかと思います。
ですので寝る前の勉強は記憶に定着しやすかったりします。
15分と言えどされど15分。
集中することによって勉強の時間コスト対効果が上がります。
同じ参考書を10回読む
15分勉強法に加えて、その短時間で効率的に勉強するために新しい勉強法を取り入れてみました。
それが「同じ参考書を10回読む」です。
例えばです。
同じマンガ本を3回読んだとしましょう。
そうすると、かなり内容も覚えているでしょうし、どこらへんにどんな内容があるのか大体見当がつくようになっているかと思います。
それを、参考書で行うのです。
そうすると大体どこに何があったのか、その試験の章の構成、カテゴライズなどが鳥瞰したようにわかるようになります。
私が読んでいた参考書はA4サイズで380ページ。
そんなに読むの!?
全部読むと死んじゃうよ!?
と、なりますが心配する事なかれです。
コツがあります。
まず、1回目読むときは手に蛍光ペンを持って読みましょう。
そして重要なところに線を引くのです。
1ページあたり30%を超えて線を引くと訳が分からなくなってくるのでお気をつけ下さい。
なお、この作業は日曜日など時間がある時にやっておきましょう。
2回目から本番です。
蛍光ペンで線を引いた場所だけ拾って読んでください。
重要な部分だけを広いながら読むことになります。
よく勉強のときに本の隅から隅まで覚えなければならないという使命感に燃える方もおります。
ですが資格試験の合格ラインはおよそ66%。
100%覚えようと思って勉強をすると溺れてしまいます。
「要点を押さえる」ことが最も重要な戦略となります。
さて、あとは繰り返して重要項目を読みまくることになります。
慣れてくると15分で全体を通して読むことが可能です。
後半はほぼ覚えてしまった上に新しい重要ポイントにも目が移るようになります。
いかがでしょうか?
みなさんも資格試験の勉強をするとき、ひたすらノートをまとめたりする方法だけではなくこういった方法を取り入れてみても面白いかもしれません。
付録:集中力は鍛えられる
この勉強法を初めて数日、私が驚いてしまったのが「集中力が全く続かなくなっていたこと」です。
15分ですら続きませんでした。
集中力も筋力や体力といった自分の能力の一部です。
放っておくとどんどん弱まっていきます。(今回実感しました)
ですが逆に鍛えられるものでもあります。
この「15分集中法」
勉強の習慣がなかった人は最初は5分位で集中力が切れてしまうかと思います。
1週間もやっていると10分は続くまでに回復します。
もし集中力がなくなってきた、何事においてもやる気が起きない、といった方は試してみては?