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読書『7カ国語をモノにした人の勉強法』

こんにちは、私です。

 

現在私は英語のドラマ・アニメを見て英語を勉強する方法を取り入れています。

数年前に流行った「のだめ式勉強法」というものです。

これがまた面白いのですが、それに関してはまた後程記事にします。

 

今日は原点回帰で『7カ国語をモノにした人の勉強法』を読みましたので、その内容に少々触れたいと思います。

 

7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331)

7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331)

 

 

言葉は音声から入るべし

この本で最も重要視されているのが「音声」です。

言葉というのは音声の体系。

イメージと音声をつなげることが大切、語感を掴むことが大切、音から言葉を覚えることが大切だとこの本には書かれています。

特に日本人は音声の練習をおろそかにする。

と、耳が痛い事が書かれております(笑)

確かに私たちは音声面の練習をしないです。

なぜでしょうか?

英語っぽく話すと恥ずかしいから、が一番大きな理由かと私は思っています。

学校で英語っぽい発音を練習した人がいたでしょうか?

ちなみに私の高校では英語の先生すら絶対に英語圏の人に伝わらない日本用の英語でした。

英語を字面だけで覚えてしまうと、イメージと言葉がむずびつけにくく覚えにくいとのことです。

イメージの例として「桜並木」をどう訳すのか、という問題が出ていました。

日本語から「桜はcherry,並木は……?」とかんがえると難しい。

 

答えはというと

A row of cherry trees

桜の木が並んでいるのです。

 

教材は好きなものから選ぶべし

この本ではドラマから英語を覚えることを推奨しています。

教材などに吹き込まれた英語は単調で面白くない……これはたぶんみなさん経験があるかと思います(笑)

私はというとアニメが好きなので英語吹き替え逆輸入のアニメを使っていたりします。

 

私の経験からなのですが、

「聞き流すだけで英語ができるようになった!!」

とかいうアレは完全にありえないと思います。

私は大学時代に英語のCDなどを買ってやっていました。

大学まで車で45キロ、往復90キロの道のりを毎日運転していたのです。

その時に毎日車の中で英語を掛け流していました。

これを2年間続けました。

本当に聞き流すだけだったのですが、結果はアウトです。

全く身につきませんでした。

完全に環境音程度の捉え方になってしまっていました。

 

また、大学時代から数年置いた後のある時、1ヶ月ほど英語のアニメを見る生活をしました。

1日1話、26話まであるアニメでちょうどよかったのです。

もちろん内容が知りたいのですから聞き流すわけではなくしっかりと見ていました。

最初2週間程度は全くわかりませんでした。

ですが3週間を過ぎた辺りから、内容が徐々にわかるようになりました。

開始時は理解度10%程度でしたが、4週間後はおよそ60%程度はわかるほどになっていました。

 

本の内容とは関係はないのですが「集中する」という行為を挟まないと勉強効果はないだろうと私は考えています。

楽して勉強しかり、楽してダイエットしかり、そうそう上手い話はないのではないでしょうか。

 

複数の言語を勉強すると覚えやすくなる?

この本では複数の言語を学ぶことを推奨しています。

英語だけでいっぱいいっぱいなのにそれは難しいのではないかと思われますが、これもまた私は経験があります。

私は3年ほど中国に住んでいました。

中国に行ってからはもちろん中国語の勉強をしていました。

この頃は一切英語には興味なしだったのです。

中国語を勉強していたある日、ふと英語をやってみたのです。

そうすると不思議なことに英語が何となくわかるようになっていたのです。

他言語の発音に慣れてきたこと、日本語とは違う語順の言葉を実際に使うことに抵抗がなくなってきたことが関係……しているかどうかは何とも言えません。

とにかく私としても不思議な体験だったのです。

 

総論

この本での勉強法の主張は「音声」「留学」といった、座学ではなく体験・実践型の勉強を薦めています。