「面倒くさいと思ったら死になさい」
私が小さな頃に親に言われたことです。
当時は衝撃的すぎて「も、もしかして本当に橋の下で拾われてきたのかも……」なんて思っていました。
この言葉を最近思い出したのです。
今になって反芻すると、極論ですが的を射た言葉ではないかと思います。
「面倒くさい」
全てのアクションの否定。
頭では英語の勉強や仕事の勉強をしようと思っていても、面倒なので何もしないのです。
何もしないから何も生みません。
何もしないから伸びません。
何もしないから面白い機会にも出会いません。
そしてテレビやPCの前に座って
「なんか毎日つまんない」
とつぶやくのです。
字に起こすとひどいですが、自分の生活を振り返るとどうでしょうか?
私は残念ながら上のような感じでした。
人としての生命の輝きはなく、あまりに動物的な気がしてしまいます。
特に大人の勉強はこの「面倒くさい」が発生した時点で破綻します。
どれだけ「面倒くさい」を打ち負かし続けられるかどうか。
それが自己実現の成功とその他への分かれ目な気がしてなりません。